ダイエットには同じカロリーを摂取するなら夜より昼が良いって言われてる通説は本当か?

2017年11月1日

結論

  • カロリーはカロリーなので関係ないが、血糖値の急上昇を招くカロリー摂取は厳禁

ダイエット中などで食事に気を付けるようになると、1日の中でカロリーを摂取する時間帯についても気になったりしますね。

一般的には、同じカロリーを摂取した場合、昼よりも夜に摂取するほうが太りやすいと言われています。その理由の一つとしては、人間の体は1日のリズムとして、夜は代謝を抑制するようになっており、夜は摂取したカロリーを体脂肪として蓄積しやすいという面があるためです。

たしかに、夜は日中よりも消費カロリーが少なくなる傾向にありますが、ある例によると、夜の食事内容だけがダイエット効果に関係しているわけではないようです。

実は、食事のカロリー摂取量とともに注意すべきことは、空腹である時間帯の長さ、つまり血糖値のコントロールも重要となってくるのです。

体が空腹である時間帯が長ければ長くなるほど、次に食事をしたあとの血糖値はぐんと上がります。おなかに何もない状態で、ごはんや麺類などの炭水化物や糖質の多いものを食べたとすると、体内のインスリンがたくさん分泌され体に脂肪を蓄積させようとするのです。

1日の生活の例でたとえると、朝は朝食を食べず、昼に定食などしっかりと食べ、夜には食べない、又はかなり少ない量を食べるというような生活スタイルです。この場合だと、夜はカロリーの摂取がかなり少ない状態ですので、空腹の状態が昼ごろまで続くことになります。そうなると、上述した血糖値の急激な上昇を招くことになり、結果的には脂肪をためやすくしているということになります。

これとは逆に、適度に食事と食事の間隔をとって食べていると、インスリンの分泌は抑えられて脂肪が蓄積されにくくなるのです。

時間を空けて食べる「溜め食いは太る」などと言われるのは、このような要因があるためです。これは、食事を取る時間の間隔に起因していることであり、カロリーの摂取量とはまた違った太りやすくなる要因のひとつです。

つまり、ダイエット中の人が、ただ単に同じカロリーを摂取した場合に、夜より昼のほうが効果あるということには限らないということになります。昼でも、夜でも、同じカロリーを摂取するなら、「その食事の前はどのくらいの時間があいているものなのか」ということが重要であり、その時間の間隔により、脂肪が溜まりやすくなるか、溜まりにくくなるかに影響を与えます。

ダイエットのためには、昼だからといって、カロリーの取りすぎに注意することはもちろんですが、おおよそ3時間から4時間程度の適度な間隔をとりながら食事を取ることにもこころがけましょう。