バストアップサプリは効果なし!むしろ危険

結論

  • 法的に、そもそもサプリ自体に明確な効果が認められていない
  • バストなど、身体の一部分に特化して効果を与えるなどもってのほかである
  • 医師の診断なく、買えるバストアップサプリは危険だと疑った方が良い

バストアップサプリが「効果なし」どころか「危険」だと言われる理由

2017年3月、某バストアップサプリへ消費者庁から景品表示法違反による措置命令が下ったことは記憶に新しいと思います。「サプリを摂取するだけでバストアップするという根拠が認められない」と法的に効果が否定された、ということです。

このサプリは、「バストアップしながらスリムアップする」という女性にとっては夢のような文句で人気の商品でしたが、現在は販売を中止しています。クチコミでは効果があったという意見も多かったのですが・・・。

たしかに、サプリによって何らかの効果を得たという経験がある人は存在するのかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。

何かを摂取するだけで部分痩せならぬ部分太りをする、もしくは脂肪が移動するということです。そのようなことが、果たして現実に可能なのでしょうか。

今回の記事では、バストアップサプリがなぜ効果がないと言えるのか、また副作用によって体に悪影響をもたらすと言われる根拠について検証していきたいと思います。

アメリカではサプリ自体に効果がないという報道も

サプリメントは健康食品にカテゴライズされる。厚生労働省ホームページによると、健康食品はさらに以下のようにカテゴライズされています。
厚生労働省_サプリメント_カテゴリー
サプリメントの多くは、左端の健康食品に該当します。つまり、法による明確な定義はなく、効果はもとより、安全性も不確かであることが多いのです。栄養機能食品と謳われていても、サプリ自体にでなく、原材料に含まれているということがほとんどです。

アメリカでは、「サプリでビタミン等の栄養を摂ることに健康的な効果はなく、むしろ食生活で十分な栄養を摂れている人には害になるということもある」という研究結果も発表されているくらいです。

過剰摂取によって婦人科系疾患の誘発も

バストアップサプリには、プエラリアなど女性ホルモンに似た物質が含まれていることがあります。つまり、ホルモンバランスに影響を与えてバストアップを促すということです。

しかし、多くのサプリには「同時にマッサージや体操を行うと効果的」という文句が書かれています。効果があった人は、本当にサプリによってバストアップしたのか疑問を抱かずにはいられないですよね。

バストがサイズアップするほど女性ホルモンに影響を与えるサプリ。それがもし本当なら、かなり体に異変を与えるということです。

ただ、本当に貧乳の女性は、女性ホルモンが不足しているのでしょうか?

貧乳でも出産している女性も多いことから、そうとは言い切れないですよね。

ホルモンバランスに問題がない人でも、貧乳ならバストアップするのでしょうか?

仮に女性ホルモン分泌を促すとしても、バストだけに効果を発揮するとは思えません。女性ホルモン過多は婦人科系疾患を引き起こす可能性もある。安易に考えてはいけません。

まとめ:身体の一部分だけに作用するサプリなど存在しない

サプリ自体に明確な効果が認められないのに、身体の一部分に特化して作用するようなものが存在するとは到底考えられないと結論付けざるを得ません。

また、もし効果があるにしても、バストサイズがアップするほどの影響をもたらすということは、ホルモンバランスにかなり作用するということになります。医師から処方されたものでもないのに、それはそれで恐ろしいことです。

これらのことから、効果を得られない、または効果があっても婦人科疾患のリスクをかかえる危険の高いバストアップサプリの購入は見送ったほうが良いと言えるでしょう。